Google社員がPolymarket内部取引で起訴、120万ドルの利益
原題: Google engineer charged with insider trading after making $1.2M on Polymarket
なぜ重要か
暗号化された予測市場での内部取引摘発が本格化し、テック企業社員のコンプライアンス強化が急務となっている
米司法省は5月27日、Google社員のMichele Spagnuolo氏を内部取引で起訴したと発表した。同氏は「AlphaRaccoon」の名前でPolymarketに参加し、Googleの社内検索データを悪用して約120万ドルの利益を得たとされる。Googleは12年間勤務の同氏を休職処分にした。
米司法省南部ニューヨーク地区検事局は、Google社員Michele Spagnuolo氏をインサイダー取引容疑で起訴した。同氏は12年以上Googleに勤務するソフトウェアエンジニアで、Polymarketで「AlphaRaccoon」という名前を使用していた。検察によると、Spagnuolo氏は2025年のGoogle年間検索ランキングキャンペーンに関連する内部情報を悪用し、最も検索された有名人に関する賭けで約120万ドルの利益を得た。同氏は総額270万ドル以上を賭けていたという。Jay Clayton検事は「被告は雇用主への義務に違反し、Googleの機密情報を使用してPolymarketで120万ドル以上の取引利益を得た」と述べた。Polymarket広報担当者は「ブロックチェーン取引は透明で追跡可能であり、悪質な行為者は足跡を残す」とコメントし、法執行機関との協力を強調した。Google広報担当者は「従業員は全従業員が利用可能なツールを使用してマーケティング資料にアクセスしたが、そのような機密情報を賭けに使用することは当社の方針に対する深刻な違反である」と述べ、同氏を休職処分にしたと発表した。近年、予測市場での内部取引事件が増加しており、司法省は最近、ベネズエラ大統領に関する軍事作戦の内部情報を悪用してPolymarketで40万ドルの利益を得たとして米軍兵士も起訴している。