GMが電気自動車から家庭・地域への電力供給開始

原題: GM Wants Your Electric Car to Power Your House—and Your Neighborhood

なぜ重要か

電気自動車の蓄電池を活用した分散型エネルギー供給は電力網の安定化と新たな収益源創出の可能性を示す

General Motorsは12日、電気自動車から電力網への給電機能を顧客向けに開始したと発表した。同社の電気自動車25万台が双方向充電機能を搭載し、家庭や地域電力網に電力供給が可能。利用には2万ドルのシステム購入と設置が必要で、顧客数は数千人規模。

General Motorsは今週、GM Energyの顧客向けに車両から電力網への給電(V2G)機能を開始した。同社の電気自動車12車種が双方向充電機能を搭載しており、これは米国の競合他社を大幅に上回る数だ。現在米国内を走行する同社の電気自動車25万台がこの機能を持つ。この技術により電気自動車は停電時の家庭電力供給だけでなく、電力需要ピーク時に電力網を支援できる。車両所有者は電力価格の安い時間に充電し、高い時間に放電することで収益を得られる。Sterling Anderson最高製品責任者は「すべてのGM電気自動車を分散電力資源に変えられる」と述べた。ただし利用にはGM Energy子会社から2万ドルのシステム購入と専門家による設置が必要。また地域の電力会社(全米に約3000社)との協力も不可欠だ。同社によると、初期費用は約5年で回収できるという。双方向充電機能を持つ25万台に対し、GM Energyの顧客は「数千人」にとどまる。Wade Sheffer副社長は普及が進まない理由を「認知度不足」と分析している。

出典

wired.com — 元記事を読む →