GLM-5.2とClaude Opusを直接比較
原題: GLM 5.2 vs. Opus
なぜ重要か
オープンウェイトモデルの急速な発展がクローズドモデルの競争優位性を侵食していることを示す具体的な事例。業界のAIアクセスの民主化と価格競争の加速を示唆。
Z.aiの最新モデル「GLM-5.2」とAnthropicの「Claude Opus 4.8」を、WebGLで3Dプラットフォーマーゲームを一から構築するテストで比較。GLM-5.2は出力トークン当たり約1/5のコストで実行可能だが、Opusの方が33分30秒で完成し、より洗練されたゲームを生成。GLM-5.2はテキストのみで画像処理能力がない。
テック系ニュースサイト「Tech Stackups」は、新しいオープンウェイトモデルGLM-5.2とClaude Opusを実際に同じプロンプトでテストした結果を公表した。タスクは、ゲームエンジンや3Dライブラリを使わず、生のWebGLでゼロから3Dプラットフォーマーゲームを構築するという実務的なテストだった。
結果は以下の通り:GLM-5.2の構築時間は1時間10分40秒、出力トークン数は131,000、実際のコスト5.39ドル。一方Opusは33分30秒、出力トークン数216,809、推定コスト約21.92ドル。GLM-5.2は価格面で大幅に優位だが、Opusの方が速度と出力品質で勝った。
GLM-5.2はZ.aiが開発した最新のフラッグシップモデルで、MIT ライセンスのオープンウェイト。100万トークンのコンテキストウィンドウを搭載し、「High」と「Max」の2つの思考努力レベルがある。ただし、テキストのみで画像認識機能がない。
価格設定は大きな差がある。100万トークン当たり、Opusは入力5ドル・出力25ドル。GLM-5.2は入力1.4ドル・出力4.4ドル。出力トークン当たりではGLM-5.2がOpusの約1/5の価格。オープンウェイトのため、HuggingFaceやModelscopeから無料でダウンロードでき、vLLMやSGLang、Transformersなどのフレームワークでローカル実行も可能。
テストの結論として、研究チームはOpusを主力から外すつもりはないとしたが、GLM-5.2は「兵器庫の中に永遠のスポットを得た」と評価。価格と可用性の点で価値があるとした。両ゲームのソースコードと実際のプレイ可能なデモがGitHubで公開されている。