Feedlyの週間障害、AIピボットでなくバグが原因

原題: Feedly attributes weeklong slowdown to bug, not its AI pivot

なぜ重要か

1,500万ユーザーを抱えるFeedlyの障害は、RSSエコシステムの脆弱性とAIピボット中の既存ユーザー維持の難しさを浮き彫りにしている。

RSSリーダー大手のFeedlyは2026年8月17日、1週間以上続いているWebアプリの大幅な速度低下について、AIへの事業転換ではなくバグが原因だと説明した。CEO Edwin Khodabakchian氏がTechCrunchに対し、「Mark as Read」機能に関連するバグが多数のフォルダを持つアカウントで問題を引き起こしたと述べ、修正を8月15日(金)にリリース済みと明かした。

世界最大の独立型RSSリーダーであるFeedlyは、1週間以上にわたりWebアプリの深刻な速度低下に見舞われており、有料ユーザーから「使い物にならないほど遅い」との不満が相次いだ。Redditでも「極端に遅い」「使用不能」との報告が続出し、さらにiOSアプリ(iOS 27ベータ版を含む)が動作しないとの声もあった。

同社はWebサイト上で「ユーザー数1,500万人」を掲げており、Inoreader、NetNewsWire、Reederといった競合製品を上回る規模を誇る。Feedlyは2013年にGoogleがGoogle Readerを閉鎖した後、そのユーザー層を引き継いだサービスとして成長してきた。

最近の状況として、FeedlyはAIを活用したサイバー脅威インテリジェンス(CTI)サービスへの事業転換を進めており、同社ホームページでもこの新機能を前面に打ち出している。一部ユーザーはこの動きを受け、同社がコアのRSS機能を軽視しているのではないかと懸念を示した。

TechCrunchの取材に対し、CEO Edwin Khodabakchian氏は「CTIへのピボットにもかかわらず、RSSの基本機能の修正は引き続き優先事項だ。CTIコミュニティもニュースリーディング機能を使用しているためだ」と強調。「Feedly News Readerを可能な限り高速かつ効率的に維持することが目標だ」と述べた。

技術的な問題については、多数のフォルダを持つアカウントで「Mark as Read」機能を使用した際に発生するバグが原因と特定されており、フロントエンドチームが修正を開発し、8月15日(金)にリリースした。全ユーザーへの効果については現在も確認中だという。

また、FeedlyのクラシックアプリはiOSおよびAndroidの要件を満たさなくなったとして2週間前に提供を終了したことも認めた。終了時点のアクティブユーザー数は数百人程度だったとしている。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →