Facebook、月2件超のリンク投稿を有料化
原題: Facebook Pages require paid subscription to post more than two links per month
なぜ重要か
Pagesへのリンク制限は中小事業者・クリエイターのオーガニックリーチを有料化する動きで、SNSのマネタイズ戦略の転換点となりうる。
Metaが運営するFacebookは、Pagesアカウントにおいて月2件を超えるリンク投稿に有料サブスクリプションを必要とする仕様変更を実施した。ゲーム開発者のAshley Gullenがこの変更をMastodonで報告し、注目を集めている。無料利用者は月2リンクまでの投稿に制限される。
Facebookは、Pagesアカウントでのリンク投稿数を月2件までに制限し、それ以上投稿するには有料サブスクリプションへの加入を求める仕様変更を行った。ゲーム開発者のAshley GullenがMastodon上でこの変更を指摘し、「Facebookがサービスの劣化(enshittification)において新たな高みを達成した」と批判した。
Facebook Pagesは、企業・クリエイター・コミュニティが自らのフォロワーへ情報発信するための主要ツールとして長年利用されてきた。リンク共有は外部サイトへの誘導やコンテンツ配信の基本的な手段であり、月2件という制限は実務的な運用をほぼ不可能にするレベルとも言える。
「enshittification」とはテクノロジージャーナリストのCory Doctorowが広めた概念で、プラットフォームがユーザーを引き込んだ後に段階的にサービスを有料化・劣化させていく構造を指す。今回の変更はその典型例として多くのユーザーから批判を受けている。
Metaからの公式発表や詳細な料金体系については現時点で確認できておらず、変更の適用範囲や対象地域も不明な点が残る。ただし報告が事実であれば、中小企業やインディゲーム開発者など広告予算の限られた事業者への影響は大きい。