静的サイト生成器EleventyがBuild Awesomeとしてリブランド

原題: The End of Eleventy

なぜ重要か

オープンソースの静的サイト生成ツールの商業化は、Web開発エコシステムの持続可能性と企業による技術支配の議論を提起する重要な事例。

Font Awesomeチームが静的サイト生成器11ty(Eleventy)をBuild Awesomeとしてリブランドするプロジェクトを発表し、Kickstarterで4万ドルの資金調達目標を1日で達成した。NASA、CERN、Google、Microsoftなど大手組織が使用する同ツールの将来について開発者コミュニティに議論が巻き起こっている。

Brennan Kenneth Brown氏が自身のブログで、静的サイト生成器11ty(Eleventy)の大きな転換点について報告した。Font AwesomeチームがBuild AwesomeおよびBuild Awesome Proという新プロジェクトとして11tyをリブランドするため、Kickstarterで4万ドルの資金調達を開始し、わずか1日で目標を達成した。しかし、その後メール送信の不具合により一時中断されている。

Eleventyは2017年にZach Leatherman氏によって開発された「アンチフレームワーク」を標榜する静的サイト生成器で、Jekyll、Hugo、Gatsbyに続く第4世代のツールとして位置づけられる。静的サイト生成器は、動的なCMSやデータベースに依存せず、テンプレートとMarkdownファイルから高速で安全なWebサイトを生成する技術だ。

11tyの特徴は柔軟性にあり、Liquid、Nunjucks、Markdown、Handlebarsなど複数のテンプレートエンジンを単一プロジェクトで混在使用できる。Node.jsエコシステムを活用しながらも、クライアントサイドJavaScriptフレームワークを強制しない設計思想を持つ。

現在、NASA、CERN、TC39委員会、W3C、Google、Microsoft、Mozilla、Apache、freeCodeCampなど多数の大手組織が11tyを採用している。Brown氏は11tyでサイトを構築し、Open Collectiveで支援も行っていることから、今回のリブランドについて複雑な心境を示している。

出典

brennan.day — 元記事を読む →

※ 本記事は海外メディアの公開情報を元に編集部が日本語で要約したものです。投資判断の推奨ではありません。