「〇〇Labs」命名トレンドを0〜99で調査
原題: ElevenLabs, TwelveLabs, ThirteenLabs
なぜ重要か
「数字+Labs」命名の急増は、AIスタートアップの乱立とブランド差別化の困難さを象徴しており、業界の過密化を示す指標として注目される。
あるエンジニアが、音声合成のElevenLabs・動画AIのTwelveLabs・3D景観AIのThirteenLabsを連鎖的に発見したことをきっかけに、「数字+Labs」という社名を持つ企業を0から99まで網羅的に調査し、そのほぼ全域でAI関連スタートアップが存在することを確認した。
調査の発端は、音声合成スタートアップElevenLabsと動画AI企業TwelveLabs(ElevenLabsが音声を扱うことにちなんだ命名の可能性があるとされる)を知った筆者が、試しに「thirteenlabs」を検索したことだった。そこには3Dシーナリー生成AIプロジェクトが存在し、続けて「fourteenlabs」を調べるとさらに別のAIスタートアップが見つかった。
筆者はこれを体系的に調べるため、0から99までの数字に「Labs」または「Lab」を組み合わせた社名を持つ企業を一覧化した。各番号に対し、もっともElevenLabsに近い命名経緯を持つと思われる企業を1社選定。AIとの関連性の判定基準として、「.ai」ドメインの使用、または主要製品がAIを中心的に活用していることを採用した。
結果として、0〜99のほぼ全域にわたって該当企業が存在することが判明。特に70番台の企業密度が他の高い数字帯より顕著に高い点が目を引いた。また、なぜ「68labs」のような番号を選ぶのかといった疑問も浮上した。
調査中の興味深い発見として、seventyonelab.comが挙げられている。このサイトはNetscape 4.0以上またはIE 5.0以上での閲覧を推奨する記載があり、2000年代初頭のデザイン・Web制作ポートフォリオの外観を保持している。筆者はこのサイトの美的スタイルを「vectorheart」(2000年代のIDMアルバムジャケットに見られるような表現)と評している。