蘭警察がShinyHuntersメンバーを逮捕、殺人計画も捜査

原題: Dutch police arrest ShinyHunters hacker accused of planning two murders

なぜ重要か

サイバー犯罪集団への国際的な法執行圧力が強まる中、身柄拘束が欧米協調捜査の実効性を示す先例となる。

オランダ警察とFBIは2026年9月15日、ハッキング集団ShinyHuntersの「幹部」とされるアムステルダム在住の24歳男性を逮捕した。男性はTicketmaster、AT&T、Pornhubなど世界140以上の組織への不正アクセスに関与したとされ、さらにラップトップから海外での「2件の殺人計画」に関する情報が発見され、別途捜査中。少なくとも90日間の身柄拘束が決定している。

FBIサイバー部門責任者のBrett Leathermann氏は9月29日、オランダ当局がShinyHuntersの「疑わしい幹部の1人」を逮捕したと発表した。オランダのHigh Tech Crime Unitが「迅速に被害者保護と証拠保全を行った」と称賛し、残りのメンバーへの追跡継続を誓った。

オランダ警察の声明によると、逮捕は9月15日に実施。男性の氏名は公表されていないが、独立系セキュリティジャーナリストのBrian KrebsやBloomberg・Reutersの報道は、逮捕されたのがPepijn van der Stap氏だと指摘している。Van der Stap氏はセキュリティ企業Neo SecurityのCTOを務める人物で、Bloombergが2024年に「昼間は研究者、夜は企業を恐喝するハッカー」として報じていた。Neo Security事務所への家宅捜索にはフラッシュバン手榴弾も使用されたという。

ShinyHuntersはデータを盗み、公開をちらつかせて身代金を要求する恐喝型のハッキング集団。Ticketmaster、AT&T、Pornhub、オランダ通信大手Odidoなどへの侵害が指摘されている。今月初めにはFBI自身のシステムへの侵害を主張したことでも注目を集めていた。

今回の逮捕で特に目を引くのは、ラップトップに「海外で実行されるべき2件の殺人」に関する情報が含まれていた点だ。当局はこの点を「ShinyHunters捜査とは別の案件」として調査している。なお、ShinyHuntersの代表者はTechCrunchの取材に対し、Van der Stap氏との関係を否定している。Neo Securityのコメントは得られていない。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →