ConductorがMetaに買収される
原題: Conductor is joining Meta
なぜ重要か
Metaがコーディングエージェント分野への投資を本格化させている姿勢が明確になり、AI開発ツール市場の競争がさらに激化する。
AIコーディングエージェントツール「Conductor」を開発するConductor社が、Metaへの参加を発表した。2025年7月に創業したばかりの同社は、Conductor Cloudを2024年11月20日に終了し、ローカル版は2027年初頭まで継続稼働する。既存の有料ユーザーへは返金対応を行う。
Conductorは複数のコーディングエージェントを連携させるAI開発支援ツールとして、2025年7月にローンチされた。創業からわずか数か月でMetaへの参加が決定し、創業者のCharlieが公式サイトで発表した。
サービス終了のスケジュールは段階的だ。11月4日(水)時点で新規ユーザーの登録とアプリのダウンロードを停止。既存の無料ユーザーはPlanのアップグレードができなくなるが、既存の有料ユーザーはPro機能を引き続き無料で利用できる。11月13日(金)にはConductor Cloudが読み取り専用に移行し、既存チャットの閲覧とデータエクスポートのみ可能となる。11月20日(金)にConductor Cloudのユーザーデータ削除が開始されるため、それ以前のエクスポートが必要だ。
ローカル版のConductorは2027年初頭まで新モデルの追加と重要なバグ修正が継続される。クラウドワークスペースからローカルへの移行ツールも用意しており、ワークスペースを右クリックして「Transfer to local」を選択するか、「Settings → Account → Export data」から全データのアーカイブをダウンロードできる。
有料サブスクリプションのアクティブ加入者には返金が行われる。同社はユーザーデータの販売やAIトレーニングへの利用を一切行っておらず、アプリ終了時にすべてのユーザーデータを削除するとしている。
Meta傘下での次世代プロダクトについて、Charlieは「2026年初頭に何か新しいものを提供できる」と述べているが、詳細は明かしていない。