Coinbase、取引と有料リサーチが可能なAIエージェントをリリース

原題: Coinbase debuts AI agent that can trade and pay for premium research

なぜ重要か

金融サービスのAI自動化が加速する中、決済機能を統合したエージェント取引の先駆事例として業界の方向性を示している。

暗号通貨取引所Coinbaseが6月11日、ユーザーに代わって取引を実行し、有料リサーチデータの支払いが可能なAIエージェントを発表した。メインアカウントとの連携やサンドボックス環境での動作が選択でき、現在は暗号通貨現物取引とデリバティブに対応、今後株式や予測市場への対応を予定している。

CoinbaseはAIエージェントがインターネットトラフィックで人間を上回る中、ユーザーに代わって迅速な取引実行を可能にするツールを発表した。RobinhoodがAIエージェント取引サービスを導入した数日後の動きとなる。新サービスではユーザーはエージェントをメインアカウントに統合するか、独立したサンドボックス環境で動作させるかを選択できる。エージェントはCoinbase Advancedプラットフォームを活用し、TradingViewチャートなどプロトレーダー向け機能を使って取引分析と執行を行う。ポートフォリオのリバランス、投資戦略に基づく取引、個別の暗号通貨取引アドバイスなどの機能を提供する。現在は暗号通貨現物市場とデリバティブに対応し、将来的に株式や予測市場への対応を予定している。最大取引サイズなどのカスタム制限機能も近く追加される。同社はAWS、Anthropic、Circle、Nearと共同開発したx402決済プロトコルを活用し、エージェントがログインや登録なしで有料リサーチデータAPIや取引インサイト用コンピューティングの支払いを可能にしている。CoinbaseのAI製品責任者Lincoln Murrは「我々は取引プラットフォームとネイティブ決済プロトコルを組み合わせた唯一の企業であり、エージェントがインターネットの大部分にアクセスする未来に向けて根本的に異なる製品の構築を目指している」と述べた。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →