Scout AI、軍事用AI訓練に1億ドル調達
原題: Coby Adcock’s Scout AI raises $100M to train its models for war. We visited its bootcamp
なぜ重要か
軍事AI技術の急速な発展と大規模投資により、防衛産業の自動化・無人化が加速する可能性
Coby Adcock氏が設立したScout AIは軍事防衛向けAIモデル開発のため1億ドルのシリーズA資金調達を発表した。Align VenturesとDraper Associatesが主導し、2025年1月の1500万ドルシード調達に続く。同社は軍事資産の操作・指揮を行う「Fury」というAIモデルを開発し、カリフォルニア州の軍事基地で自律軍用車両の訓練を実施している。
2024年にCoby AdcockとCollin Otisが設立したScout AIは、自社を「防衛のためのフロンティア研究所」と称し、軍事用途向けのAI開発を行っている。同社は水曜日、Align VenturesとDraper Associatesが主導するシリーズA資金調達で1億ドルを調達したと発表した。これは2025年1月の1500万ドルシード調達に続くものである。Scout AIはカリフォルニア州中部の軍事基地で、4人乗り全地形対応車両を使用したAIモデルの訓練を実施している。同社が開発する「Fury」と呼ばれるAIモデルは、既存の大規模言語モデルをベースに構築され、最初は兵站支援、将来的には自律兵器システムでの軍事資産の操作・指揮を目的としている。CTO Collin Otis氏は、この開発を兵士の訓練に例え、基礎的な知性を持つモデルを軍事用途に特化させる過程だと説明した。Scout AIはDARPA、陸軍応用研究所などの国防総省顧客から総額1100万ドルの軍事技術開発契約を獲得している。また、米陸軍第1騎兵師団がテキサス州フォートフッドで行う通常訓練サイクルに参加する20の自律技術企業の1つとして選ばれ、2027年の次期展開時に実証された製品を持参することが期待されている。