自動車が収集する個人データの驚くべき実態

原題: Cars collect a startling amount of data about you

なぜ重要か

自動車データ収集の実態は個人プライバシーと保険業界のビジネスモデルに大きな影響を与える重要な技術動向

現代の自動車は走行中にドライバーの位置情報、同乗者、体重、年齢、人種、表情まで収集している。保険会社がこのデータを保険料算定に使用し、一部のドライバーは高額な料金を請求されている。アメリカでは新法により生体認証カメラの設置が義務化され、データ収集がさらに拡大する見込み。

BBCが報じたところによると、現代の自動車は「車輪付きコンピューター」として機能し、企業がドライバーの個人情報を収集して収益化している。収集されるデータには正確な位置情報、目的地、同乗者情報、ラジオの選局、シートベルト着用状況、運転速度、急ブレーキの有無が含まれる。さらに一部の車両では体重、年齢、人種、表情まで記録され、車内カメラがドライバーを監視している。大半の車両はインターネット接続機能を搭載し、ドライバーが気づかない間にデータを送信している。保険会社がこのデータの最大の顧客となっており、個人の運転データを基に保険料を設定している。自動車メーカーの一部はデータ販売を認めているが、購入者の詳細は明かしていない。ブルッキングス研究所のダレル・ウェスト上級研究員は「消費者は自分の車が収集・送信するデータポイントの数に衝撃を受けるだろう。基本的に生活を秒単位で再現できる」と指摘している。アメリカでは新たな連邦法により、自動車メーカーに赤外線生体認証カメラなどのシステム設置が義務付けられ、運転者の体調や酔い具合を検知するためのデータ収集が拡大される予定である。

出典

bbc.com — 元記事を読む →