Microsoft、Go言語で構築したTypeScript 7.0 Betaを発表
原題: Announcing TypeScript 7.0 Beta
なぜ重要か
開発ツールの大幅な高速化により開発者の生産性向上が期待され、TypeScript採用企業の競争力強化に寄与する
Microsoftが4月21日、TypeScript 7.0 Betaを発表した。既存のTypeScriptコードベースをGo言語に移植して開発され、ネイティブコードの速度と並列処理により従来版より約10倍高速化を実現。Bloomberg、Google、Slackなど多数の企業が事前テストに参加し、大幅な処理時間短縮を報告している。
MicrosoftのDaniel Rosenwasser氏が、TypeScript 7.0 Betaのリリースを発表した。このバージョンは完全に新しい基盤の上に構築されており、過去1年間をかけて既存のTypeScriptコードベース(TypeScriptで書かれJavaScriptにコンパイルされる)をGo言語に移植した成果である。
ネイティブコードの速度と共有メモリ並列処理の組み合わせにより、TypeScript 7.0はTypeScript 6.0と比較して約10倍の高速化を実現している。新しいGo言語のコードベースは既存実装から体系的に移植されており、型チェックロジックはTypeScript 6.0と構造的に同一のため、コンパイラは既存と全く同じセマンティクスを維持する。
TypeScript 7.0は10年間にわたって構築された膨大なテストスイートで評価され、Microsoft内外の数百万行規模の複数のコードベースで既に使用されている。1年以上にわたり、Bloomberg、Canva、Figma、Google、Notion、Slack、Vercelなど多くの企業がプレリリース版をテストしており、大幅なビルド時間短縮と軽量で流動的な編集体験について圧倒的に肯定的なフィードバックを得ている。
ベータ版は「npm install -D @typescript/native-preview@beta」でインストール可能で、「tsgo」コマンドで実行する。VS Code用のTypeScript Native Preview拡張機能も提供され、Language Server Protocolに基づいて構築されている。