Amazon、AI制作のカップケーキアニメ番組を発表、原作者が激怒
原題: Amazon Is Making an AI-Animated ‘Good Advice Cupcake’ TV Show. Its Original Creator Is Furious
なぜ重要か
クリエイターの知的財産権とAI技術の関係について重要な先例となる可能性があり、エンターテインメント業界でのAI利用における権利問題を浮き彫りにしている。
BuzzFeedが作家Loryn Brantz氏の人気キャラクター「Good Advice Cupcake」をAmazon Prime Videoにライセンス供与し、AI制作アニメシリーズ「Cupcake & Friends」が発表された。原作者のBrantz氏は同意なしの使用だとして強く抗議し、BuzzFeedとAmazonのボイコットを呼びかけている。
作家・イラストレーターのLoryn Brantz氏が約10年前にBuzzFeed向けに創作したキャラクター「Good Advice Cupcake(Cuppy)」が、Amazon Prime VideoでAI制作アニメシリーズ「Cupcake & Friends」として制作されることが発表された。これはAmazon Web ServicesとAmazon MGM Studiosの共同イニシアチブ「GenAI Creators' Fund」で承認された3つの新作アニメの1つ。Brantz氏は2017年に「人生に打ちのめされたら、それを掴んで自分のものにしろ」と激しく励ますカップケーキキャラクターの漫画でバイラルヒットを記録。当初は児童書として企画したが、Disneyの出版部門に断られた後、ネット漫画として発表した。BuzzFeedは2019年夏まで8エピソードのウェブシリーズを制作していた。Brantz氏はInstagramで「これはあらゆる場所のアーティストへの攻撃だ」と宣言し、自分のキャラクターが「魂のないAI人形」にされることを強く批判。「AI制作時代にこのような契約は絶対に締結しなかった」と述べ、BuzzFeedとAI制作アニメのボイコットを呼びかけている。