バージニア州のデータセンター支持率が69%から35%に急落
原題: Virginia voter support for new data centers collapses from 69% in 2023 to 35% in new poll
なぜ重要か
データセンター建設への地域住民の反対増加は、AI需要拡大期における立地戦略の見直しを迫る重要な課題
バージニア州の有権者を対象とした世論調査で、新規データセンター建設への支持率が2023年の69%から2024年には35%へと大幅に減少した。同州では電力不足への懸念が高まり、Digital Gatewayプロジェクトなど大規模開発計画の中止も相次いでいる。
Tom's Hardwareが報じたところによると、バージニア州における新規データセンター建設への有権者支持率が劇的に低下している。2023年には69%の支持率を記録していたが、2024年の最新世論調査では35%まで急落した。この支持率低下の背景には、データセンターの急速な拡大による電力需要の増加と、それに伴うエネルギーインフラへの負担増大への懸念がある。実際に、同州では複数の大規模データセンター計画が見直されており、特に注目されていたのは37棟の建物からなる数ギガワット規模のDigital Gatewayプロジェクトの中止決定だ。このプロジェクトは当初、同州最大級のデータセンター開発として期待されていたが、地域住民や環境団体からの反対、電力供給能力への懸念、土地利用をめぐる議論の高まりを受けて計画が放棄された。バージニア州は従来、データセンターのハブとして知られ、AmazonのAWS本社があることでも有名だが、急速な成長に伴う社会インフラへの影響が住民の間で問題視されるようになっている。