PearX最新Demo Day注目5社を紹介
原題: 5 startups that caught VCs’ attention at the latest PearX demo day
なぜ重要か
エッジAIチップや空間モデルなど、インフラ・ハードウェア層への投資関心が高まっていることを示す事例として業界注目度が高い。
Pear VCが運営する12週間のアクセラレーター「PearX」の最新Demo Dayが2026年10月、サンフランシスコで開催された。今回のバッチは16社で構成され、TechCrunchが参加VCへの取材を通じて特に注目を集めた5社をまとめた。同プログラムは最大投資額200万ドル、コーホート定員20社以下という規模で、Y Combinatorとは異なる戦略を採る。
Pear VCが運営するアクセラレーター「PearX」の最新Demo Dayが先週、サンフランシスコで開催された。同プログラムは年2回開催、定員20社以下・最大200万ドルの投資という特徴を持ち、Y Combinatorと比べて規模を絞る代わりに参加企業をDemo Dayまで非公開にする方針を採る。過去の卒業企業には、Forerunner Ventures出資のデート音声AIマッチング「Known」や、Lightspeedから3,700万ドルのシリーズAを調達した監査自動化「Andera」などがある。
今回のバッチ16社の中でVCの注目を集めた5社は以下のとおり。
**Speridlabs**:ロボティクス・ゲーム・特殊効果向けの空間基盤モデルを開発。3Dジオメトリを部分変更しても形状を維持できるプラットフォーム「Mundus」を「3D版Midjourney」と位置付け、RunwayやGoogleのGenieなど既存競合との差別化を図る。
**Saia**:フラッシュストレージ上で直接AI推論を実行するチップを開発。NvidiaのJetsonと比較して速度・容量で優位性を持ちながら消費電力を4分の1に抑えると主張。Samsungとのメモリ統合協議も進行中で、来年テストチップの製造を開始し、2028年の量産を目指す。20歳の創業者Ayaan Govilが、半導体工学の博士号を持つPear VC共同創業者Mar Hershensonを説得して出資を獲得した点も注目された。
**Ren**:よりセキュアなAIパーソナルアシスタントを構築するスタートアップ。詳細は記事本文で一部未掲載だが、プライバシーと安全性を軸に差別化を図る。
この他2社についても会場で話題を集めたとされるが、記事では詳細の一部が省略されている。