AIツールでもソフトウェア品質低下が止まらない理由
Judul asli: If coding has been solved, why does software keep getting worse?
Mengapa Ini Penting
AI活用が進む開発現場でも品質文化の変革なしには改善が見込めないという課題を示す。
AIコーディングツールが普及する一方、banking app・Slack・車載システムなど身近なソフトウェアのバグや不具合が増加している実態が指摘されている。
AIがコードを書く時代が到来しつつあるにもかかわらず、日常的に使うソフトウェアの品質は低下し続けているという指摘がある。具体例として、銀行アプリで3D Secure確認画面が表示されるまでに平均3回のFaceID認証が必要なこと、Slackがフォーカスを奪ってgitコマンドがグループチャットに送信されてしまった事例、LG冷蔵庫の保証申請フォームがJavaScriptコンソールにしかエラーを表示しないこと、そして車載インフォテインメントシステムがアップデート後に方向指示器の音が消えたり、タップ後に1〜2秒のラグが発生したりするバグが生じたことが挙げられている。筆者は「LLMはバグ修正に非常に有効だが、開発チームはそれを品質向上に活用していない」と述べる。根本的な原因として、ソフトウェアベンダーがKPI重視の姿勢を取り続けており、安定性向上は数字に直結しないためプレゼンで訴求しにくい点を挙げている。抽象化レイヤーやフロントエンドフレームワーク、インフラの複雑化が続く中、UXへの期待値だけが上昇し、ソフトウェア全体の脆弱性が増しているとしている。