LLMで文章を書く方法:2つのルール
Original : How to Write with an LLM
Pourquoi c'est important
LLMを使う書き手が増える中、個性を失わずに活用する具体的な指針として注目される。
Tptacek氏がLLMを「ゴーストライター」ではなく「コピーエディター」として使う方法を解説。①LLMが提案した表現は一切使わない②LLMの褒め言葉を無視する――この2ルールが文章の個性を守る鍵だと主張する。
ブログ「sockpuppet.org」の著者は、LLMを文章作成に使う際の実践的な方法論を2つのルールで整理した。
前提として、読者はLLM由来の文章を「兆分の一」の精度で察知できると指摘。どれだけ手を加えても、モデルが生成した段落は「文章」ではなく「出力物」として受け取られる。そのため、まず自分で書き、その後モデルに問題点を探させる「コピーエディター活用法」を提唱する。
**ルール1:LLMが提案した言葉は一語も使わない。** フロンティアモデルは巧みな表現を選ぶ能力に長けているが、結果としてすべてがマガジンの見出し調になる。著者はこれを「Velveeta化」と呼び、たとえ良い表現に見えても採用を禁じることを勧める。
**ルール2:LLMの褒め言葉を避ける。** モデルは提出された文章を「素晴らしい」と評価しがちだが、初稿の大半は構成が乱れ、不要な語が750語以上あるのが普通だ。過剰な称賛に乗せられると、本来なら削るべき部分を強化してしまい、読者に「人工的な風味」を感じさせる結果になる。著者はかつて「自分は著者ではなく編集者だ」と偽るプロンプトを使っていたが、現在は「褒めを禁止する」指示を冒頭に置き、称賛には常に警戒するよう勧める。
LLMが得意なのは問題の指摘であり、それだけに絞って活用するのが最善だと結論づける。