Google Adsがマルウェアと誤判定、開発者が告発
Original : How I advertise malicious software on Google Ads
Pourquoi c'est important
Googleの自動審査システムによる正規ソフトウェアへの誤検知と不透明な対応プロセスが問題視される。
開発者がmacOS向けターミナルマルチプレクサ「RACE」をGoogle Adsで宣伝しようとしたところ、「悪意のあるソフトウェア」として500ドルの広告費を使った後にアカウントを停止された。複数回の異議申し立ても却下された。
開発者のxlii氏は、Rustで開発したmacOSネイティブのターミナルマルチプレクサ「RACE」のプロモーションとして、初めてGoogle Adsキャンペーンを開始し500ドルを費やした。しかしGoogleは「Malicious software(悪意のあるソフトウェア)」および「Compromised Site(侵害されたサイト)」を理由にアカウントを突然停止した。
開発者は独立した全面セキュリティ審査を実施。Google Safe Browsing、VirusTotal、Google Search Consoleのいずれにも問題は検出されず、配布するDMGファイルとアプリケーションの署名も有効と確認された。JavaScriptバンドルにも悪意あるコードは一切見つからなかった。
RACEはターミナルプロセスをバックグラウンドで管理する設計上、サブプロセスを起動する挙動があるが、これはターミナルマルチプレクサとしての正常な機能である。アプリはAppleの公証(notarization)も取得済みだ。
何度も異議申し立てを行ったが全て却下され、1週間のブロックまで科された。Googleから具体的な停止理由の説明は一切なかった。本記事がHacker Newsで注目を集めた後、アカウントは復活したが、停止の原因についての説明は依然としてない。