Backblaze、Q2 2026のHDD障害率を公開
Original : Backblaze drive stats for Q2 2026
Pourquoi c'est important
大規模運用に基づく実測AFRデータは、ストレージ調達判断の数少ない公開指標のひとつ。
Backblazeは2026年第2四半期のDrive Statsレポートを公開。354,415台のHDDを分析対象とし、各モデルの年率換算障害率(AFR)を報告。最も障害率が高かったのはSeagate ST10000NM0086(9.33%)、最低はSeagate ST16000NM001G(0.65%)だった。
Backblazeは2026年4月1日〜6月30日を対象としたHDD統計レポートを公開した。同社は合計359,101台のドライブを監視し、基準を満たさないブートドライブ3,881台と一般HDD705台を除外した354,415台を分析対象とした。
メーカー別では、HGSTの12TB「HUH721212ALE600」がAFR 1.08%と安定した性能を示す一方、同じHGSTの「HUH721212ALN604」は7.63%と高い障害率を記録。Seagateでは16TB「ST16000NM001G」が35,100台という最大規模で稼働し、AFR 0.65%と最良の数値を維持した。一方、「ST10000NM0086」(10TB)は9.33%と全モデル中最高の障害率となった。新しいモデルでは、「ST12000NM000J」「ST14000NM000J」「ST8000NM000A」の3機種がゼロ障害を記録した(ただし運用期間が短い点に注意)。
同社はCMR HDDと比較したSMRや新技術(20TB以上の大容量ドライブを含む)についても言及。10月8日にウェビナーを開催し、詳細なトレンド分析を行う予定だ。13年以上にわたって蓄積されたこのデータは、大規模ストレージ選定の実務的な参考資料として業界に広く活用されている。